
勤務先:八街学園
職種:自立支援コーディネーター
経歴:2009年4月入職
入職動機
児童障害福祉を専攻した短大を卒業し、新卒で入職したのは民間の児童養護施設。そこでは大規模施設の効率的な運営に違和感を覚え、3年経って子どもの成長を後押しする手厚い支援姿勢を掲げる八街学園に転職を決めた。

抑えていた進学意欲を引き出し、 合格に向けて全面的にサポート。

八街学園は、家庭での養育が難しい、あるいは虐待された子どもを保護し、自立まで生活面をサポートしています。私は、そうした子どもたちに、自立支援コーディネーターという役割で接しています。この職務は進路に関する悩み相談に乗り、将来の目標に沿った進学先を一緒に探し、時には志望校の見学に同行し、奨学金の活用手続きも手伝います。児童養護施設の子どもたちは、自分の可能性を追いかける意欲が薄く、経済的にも進学への夢を諦めがちです。でも、今は社会的な支援で十分に可能。励まし、抑えていた夢を引き出せるような支援を心がけています。
2度の産休と育休を経ながら、キャリアを前進することができた。

子どもたちの日々の生活をサポートする寮職員として入職した私は、結婚し、2度の出産を経て、現在は2児の母です。1回目の出産時には併せて1年半の、2回目の出産時には1年間の出産休暇と育児休暇を取得しました。2人目の育休復帰からしばらく経って生活サイクルが安定しやすい日勤業務に配置してもらったことで、子どもの急な体調不良や節目の行事などの時も、充実した育児支援制度を使いながら仕事を続けることができました。子育ても一段落したこともあり、昨年から専門性が求められる自立支援コーディネーターに抜擢され、児童養護職員のキャリアを前進させることができました。
今は土日が休日なので、子どもと外で遊んでいます。

土日が休みということもあり、子どもと接する時間が多いですね。上の子は小学3年生になったので友だちと外で野球やサッカーをしてきますが、年長組の下の子は自転車に乗れるようになったので、一緒にスーパーまでちょっとしたサイクリングなどを楽しんでいます。