
勤務先:千葉福祉園
職種:福祉(一般職員)
経歴:2022年4月入職
入職動機
保育士や幼稚園の教員を目指す保育専門学校の施設実習で、様々な福祉の仕事があることを知る。それからは、いろんな方の生活支援ができるようになりたいと考えるようになり、就職先も東京都社会福祉事業団に絞った。

一人ひとりと接する時間の長い、福祉施設の職員を選んだ。

保育士の専門学校で学んでいた私は、自立した生活が難しい人々を救う社会のセーフティネットを担い、身体障害者や保護の必要な児童など様々な要支援者を受け入れている当事業団に就職したいと考えました。最大の決め手は、福祉施設は職員が利用者と1対1で向き合う時間が長いということです。一般の保育士は一人が30人ほどの子どもを見ますが、私たちは一人が一度にケアする利用者は多くても数名。それだけ濃密な時間を共有でき、自分の行なった支援の結果がダイレクトに分かりやすいので、頑張って取り組んだ時の手応えは大きいです。
利用者が思いを表現しやすいよう、工夫することで意思疎通はできる。

私が利用者の生活支援を担当する施設は、高齢で主に知的障害を持った方々が対象。
食事や入浴といった日常の生活支援が主な職務です。入職1年目の私は利用者への対応で正解を模索する毎日が続きました。
そんな私を、チューターをはじめとする先輩たちが手取り足取り指導してくれます。そのおかげで、最近は「もっと自信を持って良いよ」と言われるようになってきました。利用者の気持ちを汲み取って、意思を表現しやすいように質問を変えてみたり、言葉が出るのを待ってみたり。
そういった工夫が少しはできるようになったのかもしれません。
ロードバイクで動き回り、豊かな自然環境を満喫しています。

独身寮と勤務先施設を往復する手段としてロードバイクを買ったのですが、これが大正解でした。自然に恵まれた丘陵地にある千葉福祉園はサイクリングコースに恵まれ、休日になると遠出が楽しみです。先日は遠く離れた市川市の実家にもペダルを漕いで帰りました。