
勤務先:小山児童学園
職種:園長
経歴:1998年4月入職
入職動機
大学の社会福祉学部で児童福祉を専攻。民間の福祉施設の事務職員に就職したが、そこで福祉職員たちの奮闘に触れていくうちに障害をお持ちの方と垣根なく自然に接する自分に気づき、そこに自らの天職があると確認。心機一転し、福祉職員のキャリアをスタートするために事業団に転職した。

子どもたちの自主性を引き出すために生活ルールの緩和方針を進めて行く。

私が園長を務める「小山児童学園」は、昭和20年に事業を発足(開始)し、都立児童養護施設として70年を超える歴史を持っています。この長い学園の歴史の中で、誇れることは、時代の流れや地域の一般家庭での生活環境・スタイル等の変化を、学園での生活・暮らしに柔軟に取り入れてきたことです。例えば、どこの児童養護施設よりもいち早く子どもたちが携帯電話を持てるようになったのは、その一例です。近年は、学園内の生活上のルール・約束事はできるだけ少なくし、子どもたちが自分で考え、(困った時には職員に相談しながら)出来る限り自分の行動を決めていく力を養うことを大切にしています。
子ども達の人生のターニングポイントに、立ち会える喜びがある。

私は園長としての役割を、子どもたちの生活を支えている職員が、安心して子どもたちの支援ができるよう、学園運営の方向性を明確に示していくことだと考えています。また、職員が支援で悩んだ時には、子どものことを大事にした支援をし続けることができるよう、そっと後押しをすることも大切にしています。私自身も子どもたちと触れ合う機会はたくさんあります。学校から帰ってきた子どもたちが、園長室に顔を見せてくれたり、子どもたちと一緒に外出に出掛けたりと…そんな彼ら彼女らの進学や就職が決まった時などは、共に過ごしてきた時間を思い起こしながら感無量になります。
トレイルランニングの大会に向け、長距離を走って練習しています。

以前は息子の少年野球チームの監督をしていましたが、息子が少年野球を卒団したのとあわせて後任の方と交代しました。今は週末になれば土日とも20kmほどランニングしています。
いつかはトレイルランニングの大会にチャレンジしたいと考えているので、練習には力が入っています。