
勤務先:希望の郷 東村山
職種:福祉(ユニットチーフ)
経歴:2020年4月入職
入職動機
短大で保育士を目指していたが、児童養護施設の実習で過去に問題を抱えている子どもたちの自立サポートに尽力する職員の姿に感動し、進路の変更を決意。大学の先生が東京都社会福祉事業団OBだったこともあり入職を選択した。

意思の疎通ができたことを実感するたびに、この仕事を選んでよかったと再認識。

「希望の郷東村山」は成人の重度・最重度知的障害者の支援施設です。利用者一人ひとり、コミュニケーションの取り方は様々で、独特の表情をしたり、母音だけで意思表示したり、指差しだけだったりと、喜怒哀楽の表現が皆さん違います。でも、様々なサインが意味する内容は変わりません。ですから、その一つひとつを読み取って期待される対応を正確に返すと、とても喜んでくれます。私自身も意思が通じ合えたことでとても嬉しくなります。時には理解に苦労しますが、利用者の笑顔を見るたびにこの仕事を選んで本当に良かったと心から思います。
利用者16 名のユニットリーダーとして、先輩の経験や自らの気づきを後輩と共有する。

入職4年目の6月に、ユニットチーフを任されるようになりました。16名の利用者を17人のスタッフで支援する、利用者も職員も全員が女性のユニットです。もう一人のチーフはベテランで、教えてもらうことがまだまだたくさんあります。一方で、若手職員や入ったばかりの後輩も多く、私の指導が期待されています。この仕事は利用者一人ひとり接し方が異なるので、情報の共有はとても大切です。私は先輩たちから受け継いだ利用者ごとの対応方法に加え、日々の仕事の中で気づいたことや意思疎通の成功体験などを後輩の職員たちに伝えていくことを心がけています。
同僚や後輩たちと、ホームパーティーを楽しみます。

冬になると大学時代の友人たちとスノボを楽しんでいますが、通年では居酒屋や家で同僚や後輩たちと楽しむ食事会です。最近は自宅に仲間を招いて鍋パーティーを開くことが多いですね。同期とは特に仲が良く、仕事上の相談や励まし合いで明日への英気を養っています。